| 3. 毛を除去する方法
いらない毛を効率よく根元から、安全かつ快適に除去することがシェービングの理想です。毛を除去する方法には、状況に応じて適否がありますが、大きく5つの方法に分けられます。
まず、第一の方法としては、主として女性が用いているワックス法と呼ばれるものがあります。これは、熱ワックスを皮膚に塗布し、ワックスと一緒に毛を毛根から引きはがすというものです。
第二の方法は、脱毛剤を使用するものです。脱毛剤は、不要な毛を短時間で分解しますが、刺激が強いため皮膚を荒らしてしまう上、臭気もかなりあるので、あまり楽な脱毛法とはいえません。
第三にあげられる抜毛器は、シェービング市場に比較的新しく登場した手段です。この装置は、回転しながら開閉する金属製の回転円板から構成されており、それを皮膚に当てると、文字どおり、毛を毛包から引き抜くことができます。
そして第四には、電気カミソリを使う方法です。規則的に毛を剃るのが目的で、多くの人が使用している手段です。このカミソリは、刃で剃るカミソリとは仕組みが異なります。電気カミソリは、薄い金属の網刃の下にある高速カッターで、毛を粉砕・摩砕するものなので、毛の切断面は滑らかな表面にならず、ギザギザになります。使用後に電気カミソリの中に残る毛の「粉屑」は、このような現象を示す証拠といえるでしょう。また毛の切断は、常に皮膚から網刃分だけ離れたところで行われるので、通常、安全カミソリ刃ほどの深剃りはできません。
最後は安全カミソリを使用するもの、すなわち、「ウエット」シェービングで、むだ毛を除く最も一般的な手段といえます。ウエット・シェービングの目的は、きわめて鋭利な刃先を皮膚にできるだけ密着させながら、快適かつ安全に毛を剃ることです。安全カミソリは、刃の鋭利度と毛に対する刃先角度の両方を適宜調節できるので、このような目的を達成する理想的な道具といえるでしょう。いうまでもなく、切れない刃は、鋭利な刃に比べて、毛を切断するのに無理な力が必要となるので、きれいな切断面が得られにくくなります。
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