4. 近代的なカミソリの製造工程
6) 進化するシェービング技術
シックは、カミソリと刃を改善する努力を常に続けています。いくつかの開発成果は、ひと言触れておく価値があるでしょう。
1970年代の二枚刃および首振式カートリッジの登場以来、当社のシェービング製品には、さらに多くの改良がなされました。注目に値する改良点として、二枚刃の隙間から剃り屑を除去するワンプッシュ・クリーナーや刃先全体の改良などがあげられます。以下でシックが開発してきたシェービング・テクノロジーの数々を御紹介します。
a. スムーザー
シックが生産しているシェービング・システムの多くは、頂部キャップにスムーザーが付いています。
シックは、毎日のヒゲ剃りをより快適なものとするためにこのアイディアを開発し、世界に先駆けて特許を取得しました。アロエを含有するものまであるスムーザーは、ポリエチレン・オキサイド(ポリオックス)と呼ばれる水溶性ポリマーから作られています。このポリマーは、水に触れると潤滑性を発揮するようになり、剃り心地をさらに快適にします。
スムーザーと同じ働きをする別の素材も、他の多くの製品に採用されています。
これらの製品には、アクアグライド(ポリビニル・ピロリドン、PVP)というフィルムがカートリッジ・キャップに付いています。このフィルムは、水に濡れると、きわめてすべりやすくなるので、皮膚に対する刃の摩擦が低減します。こうした革新的な素材は安全性、剃り味を改善する上で効果的です。シックのシェービング・システムの多くは、これらの技術を取り入れて、性能向上を実現しています。 |