眉毛が濃い男性の印象は?セルフケアの手順と注意点を解説

#顔
眉毛が濃い男性の印象は?セルフケアの手順と注意点を解説

眉毛が濃い男性は、相手に男らしさや若々しさといった好印象を与えることができます。ですが、眉毛の手入れを怠ると、「威圧感がある」「だらしがない」といったマイナスな印象につながることも。

本記事では、濃い眉毛を整えるメリットや、セルフケアの手順、眉毛を整える際に気をつけたいポイントなどを、具体的に解説します。

 

眉毛が濃い男性の印象は手入れ次第で変わる

眉毛が濃いことは、男性にとって大きな魅力になりうる要素です。きちんと整えられた濃い眉毛は、顔全体の印象を引き締め、目元に力強さを与える効果があります。男らしさや若々しさ、頼りがいといったポジティブな印象を与えやすく、ビジネス・プライベート問わず好感度アップにもつながるでしょう。

一方で、濃い眉毛の手入れを怠っていると、威圧的で近寄りがたい印象を与えたり、だらしがない、清潔感がないという評価を受けたりすることがあります。

濃い眉毛は、その存在感ゆえに「整えているかどうか」が見た目に大きく影響するもの。きちんと手入れをすることで、その魅力を最大限に引き出せます。

 

眉毛が濃い男性に似合う3つの眉毛デザイン

眉毛は顔の印象を大きく左右するパーツのひとつです。顔の骨格や雰囲気に合わせて眉毛デザインを選ぶことで、清潔感や知的さ、親しみやすさを演出できます。

ここでは、眉毛が濃い男性に人気の眉毛デザインを3つご紹介します。

 

さわやかな魅力の「ナチュラル眉」

ナチュラル眉は、自然な太さと薄さを意識した眉毛デザインです。やわらかく親しみやすい印象を与えるため、やさしそうな雰囲気やカジュアルなファッションと相性が良く、さわやかな清潔感を演出します。

「眉毛を整えすぎた感」が苦手な方のほか、初めて眉毛を整える方にもおすすめの眉毛デザインといえるでしょう。

 

目力がアップする「太眉」

太眉は、眉毛の幅をやや太めに保ちつつ、しっかりと輪郭を整えた力強い眉毛デザインです。骨格がしっかりとした男性によく似合い、顔の印象をぐっと引き締めて、目力を強調してくれます。

意志の強さや自信、頼れる雰囲気を出したい場合に効果的な眉毛デザインで、ビジネスシーンでも好印象を持たれやすい傾向があります。

 

キリッと知的な印象の「細眉」

細眉は、眉毛の幅をやや細めに整えることで、シャープで知的な印象を演出する眉毛デザインです。眉毛に適度な角度をつけることで爽やかさとスマートさが際立ち、スーツスタイルにもよく映えます。

ですが、眉毛の濃い方が細眉にしすぎると、剃った部分が青く見えて気になることもあります。特に眉毛の上部分を剃り過ぎると、青さが目立ってしまうもの。

そこで、眉毛の上部は形と線を自然な角度で整える程度に抑え、眉毛の下の部分を多めに剃って、中細ぐらいの太さにするのがおすすめです。

また、眉毛に角度をつけすぎると近寄りがたい印象になってしまうため注意が必要。顔のパーツとのバランスを見ながら、不自然にならないように調整することがポイントです。

似合う眉毛の決め方はこちら:メンズの魅力を引き出す眉毛とは?形の決め方と整え方を解説

 

濃い眉毛を整えるのに必要なアイテム

濃い眉毛をきれいに整えるには、眉毛のケア専用アイテムを用意することが大切です。使いやすさや仕上がりに差が出るため、質の良い道具を選ぶことをおすすめします。

ここでは、濃い眉毛のケアに必要なアイテムをご紹介します。なお、実際にケアを始める前に、道具の使い方をきちんと理解しておくことが、失敗を防ぐポイントです。

 

 

眉用カミソリ、シェーバー

眉毛専用のカミソリは、細かい部分の処理に適しており、肌への負担を軽減しながら不要な眉毛を処理できます。

また、眉用のアタッチメントが付いたシェーバーは、細かい部分の処理だけでなく、眉毛の長さ調整も簡単にできます。

 

アイブロウブラシ・コーム

アイブロウブラシやコームは、眉毛の毛流れを整えるために使用するものです。毛流れを整えることで、長すぎる毛やデザイン上不要な部分が把握でき、仕上がりの精度がアップします。なお、ブラシとコームが一体になったモデルもあります。

 

アイブロウペンシル

アイブロウペンシルは、眉毛の形を整えるためのガイドラインを描くのに使用します。あらかじめ理想のラインを描いておけば、剃りすぎや左右のバランス違いを防ぐことが可能です。

 

眉用ハサミ、毛抜き

眉用ハサミは、眉毛の長さ調整や細かい部分の調整に使用します。不要な眉毛を根元から短くカットするとき、刃先がカーブしたモデルだと肌にあてやすく便利です。

毛抜きは、カミソリで処理しにくい部分の調整に使用します。なお、長い眉毛を抜いてしまうと眉毛デザインが大きく変わってしまうこともあるので、注意しましょう。

 

濃い眉毛の正しい整え方

濃い眉毛を、清潔感を与えるよう整えるには、正しい手順を踏んでケアすることが大切です。やみくもに剃ったり抜いたりすると、形が不自然になったり、肌に負担がかかったりする可能性もあります。

ここでは、自宅でできる濃い眉毛の正しい整え方を4つのステップでご紹介します。

 

STEP1:洗顔をする

まずは洗顔をして、眉毛とその周囲の肌を清潔にしましょう。皮脂や汚れを取り除くことで、カットやシェービングの精度が上がり、肌トラブルの予防にもなります。

さらに、蒸しタオルで目の周りを温めると濃い眉毛がやわらかくなり、整えやすくなります。

 

STEP2:毛流れを整え、ガイドラインを描く

次に、アイブロウブラシやコームで眉毛の毛流れを整え、全体の形を確認してください。その後、剃りすぎや左右のバランス崩れを防ぐため、アイブロウペンシルで理想の眉毛のガイドラインを描きましょう。

ワンポイントとして、眉尻が「小鼻の外側と目尻を結んだ直線上」にくるようにすると、バランスが良くなります。

 

STEP3:長い眉毛をカットする 

コームを立てて眉毛をとかし、ガイドラインからはみ出した長い眉毛を眉用ハサミでカットします。短くカットしすぎると肌が透けて見えるので、切りすぎないように少しずつ慎重に進めるのがポイントです。

眉毛が濃い方の場合、眉頭は眉用コームを下からあてて眉毛を持ち上げるようにして、上のガイドラインからはみ出した毛先を切ります。一方、眉尻は眉用コームを上から下にあてて、下のガイドラインからはみ出した毛先をカットしてください。

 

STEP4:眉毛の細部を調整する 

ガイドラインからはみ出した部分の眉毛を、眉用カミソリで丁寧に剃ります。短い毛や剃り残しが目立つ場合は、毛抜きで抜きましょう。

眉毛のケアが終わったら洗顔をして、美容液、化粧水、乳液、クリームでしっかりとスキンケアすることも忘れずに。


濃い眉毛のケアで失敗しないための注意点

眉毛のセルフケアに慣れていないうちは、失敗が起こりがちです。不自然な眉毛にならないように、いくつか注意すべきポイントがあります。

まず、ケア中は眉毛だけに集中するのではなく、時々鏡から少し離れて、顔全体を確認することが大切です。眉毛だけに気を取られていると、眉毛単体の形は整っていても、顔の中でのバランスがおかしくなってしまうことがあります。

また、毛の抜きすぎやカットしすぎは、眉毛に穴が開いたように見えてしまったり、人工的で不自然な印象になったりすることがあります。

一度切ってしまった毛が元の長さに戻るには、長い時間がかかるもの。特に初めて眉毛を整える場合は、慌てず少しずつ、慎重に調整することが成功のカギです。

 

濃い眉毛を整えて好印象を与えよう

濃い眉毛は、きれいに整えることで相手に好印象を与えることができます。自分の顔立ちや雰囲気に合った眉毛デザインを選び、正しい手順でセルフケアを行って、理想的な眉毛へと整えましょう。

 

 

教えてくれたのはこの方!

FRANKS BARBER 統括マネージャー 兼 スタイリスト 柿坂 宗一郎さん

熊本県出身。7年間大阪の理美容室で働き、スタイリストとしての確かな実績とキャリアを積み上げる。2019年、東京1店舗目となる【FRANK’S BARBER and BEER CLUB】の立ち上げメンバーとして参加。その後、首都圏中心に続々とサロン展開。2025年春に新たに吉祥寺店をオープン予定。
現在はFRANK’S BARBERの統括マネージャーとして、ブランディングをはじめ、独自のマネジメント手腕をふるい、業界に前例のない理容室にビアバーの併設や、サブスクリプションシステムの導入などの取り組みを行い、グループ拡大に貢献。